お役立ちコラム

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玄関リフォームで悩みを解消するポイントは?気になる費用もチェック

2022年08月17日お役立ちコラム

玄関は家の顔ともいえる場所ですが、今の玄関に不自由さを感じている人も少なくないのではないでしょうか。
玄関に関する悩みにはどのような物があるのが、その解消につながるリフォームの種類についてまとめます。
玄関リフォームに掛かる費用の相場についても解説します。

玄関リフォームで悩みを解消するポイントは?気になる費用もチェック

玄関に関する悩みとは

人が出入りする場所となる玄関なので、整理整頓ができ、すっきりとした印象を保ちたい人は多いでしょう。
ですが、実際には靴が出しっぱなしになっていたり、風通しが悪く匂いが気になったりするといった悩みを抱えている家庭は多いようです。
そこで、まずは玄関に関する悩みについてまとめましょう。

風通しが悪い

「玄関に匂いがこもって臭い」「冬は寒く、夏は暑い」といった悩みを持つ人は多いでしょう。
玄関はドアという大きな開口部があるものの、常に解放されているわけではないため、風通しが悪いケースが多いようです。
防犯を考えるとドアを常に解放することは避けたいので、閉めっぱなしの家庭が多いのが現状でしょう。

暗い

「敷地の東や南側にLDKなどの居室を配置したい」と考えると、玄関は西や北といった位置に設置する間取りになりやすいです。
西や北は、東や南に比べると光が入りづらいため、暗く感じることがあります。

寒い・暑い

冬は寒く、夏は暑い玄関は多いですよね。
特に西や北に配置された玄関はこの傾向が顕著です。
光が入りにくい西や北側の玄関は、冬になると寒さが厳しくなります。
一方、夏は西日の影響で暑いと感じることが多いのです。

狭い

玄関は家の顔と言えますが、十分なスペースを確保しにくい場所でもあります。
普段過ごす居室を少しでも広くとるためには、玄関などの普段使わないスペースを削る必要があり、結果として玄関スペースは狭くなりがちです。
ですが、靴をはじめ玄関に置いておくと便利な物は多く、つい放置しがちです。
ただでさえ狭い玄関スペースに物があふれることで、より狭く雑多な印象になってしまいます。

段差

屋外と屋内を繋ぐ場所である玄関は、段差が多い場所の1つです。
高齢者や幼い子どもが暮らす家では、この段差が問題となる場合が多いようです。

悩みの改善のためのリフォーム

玄関をリフォームするなら、悩みを1つでも減らしたいですよね。
そこで、悩みの改善につながるリフォーム方法を解説します。
リフォームに必要な費用についてもチェックしてみましょう。

玄関スペースを広げる

玄関のリフォームの際、「玄関スペースを広げ収納を充実させたい」と希望する人は多くいます。
もし玄関わきに部屋があるという場合には、部屋の一部を収納にするプランがあります。
玄関クロークを設けることで、さまざまな物を収納できるようになります。
ベビーカーや防災グッズ、靴、コートなどがしまえるようになると、玄関周りもすっきりしますよね。

クロークを設けるようなスペースがない場合でも、壁面収納を設置することですっきりと片付く玄関にできます。
玄関スペースを広げる工事は、30~50万円程度見ておきましょう。
また、壁面収納を取り付ける工事の場合、大きさにもよりますが30~40万円程度が想定されます。

明るく風通しがよい玄関へ

玄関に採光用の窓を設置することで、明るく風通しがよい玄関になります。
ドアを取り替える方法や、通風のための窓を設置するなどの方法があります。
玄関扉の一部にガラスが入っているものなら、ガラスの部分から光が入ってきます。
扉自体にガラスを入れなくても、親子ドアにし子扉をガラスメインの物にするのもよいですね。

通風口を備えた玄関ドアもあります。
玄関スペースに窓の設置が難しい場合には、このような通風口がある玄関ドアにする方法もよいでしょう。
玄関ドアを取り替えるリフォーム費用はドアの種類にもよりますが、シンプルなものなら30万円前後から、機能性が高い物でも50万円前後でリフォーム可能です。

暑さ寒さを防ぐ

玄関スペースと居室との寒暖の差が大きい場合には、断熱性の高い玄関ドアに変更するリフォームがよいでしょう。
より断熱性が高い玄関ドアに替えることで、想像以上に暑さや寒さ対策になります。
断熱性が高い玄関ドアは、一般的な玄関ドアに比べると割高となるため、50万円前後のリフォーム費用が必要です。
その分、冷暖房の効率が上がるため、長い目で見ると光熱費の節約につながる可能性があります。

高断熱の玄関ドアへのリフォームは、自治体によっては補助金が出る場合があります。
「次世代省エネ建材支援補助金」といい、省エネ化のためのリフォームを対象とした補助金です。
対象となるドアに交換する場合は、リフォーム会社に相談してみて下さい。

バリアフリー化

玄関の段差を解消する工事は、比較的多く見られます。
玄関スペースに十分な広さがある場合には、スロープを設置することが可能でしょう。
スペースがない場合には手すりを設けたり、段を増やし階段状にしたりすることで、段差を緩める方法もあります。

同居する家族に介護認定を受けている人がいるなら、介護保険を使うことも可能です。
介護などを目的にリフォームする場合には、自治体から補助が出る場合もありますよ。
スロープや手すりの設置なら30万円以下で工事可能な場合も。

車椅子に乗車していても玄関扉の開閉が可能な扉への変更の場合は、玄関扉の工事費として別途30~50万円程度掛かります。
介護保険を利用する場合、まずはケアマネージャーに相談してみましょう。

まとめ

快適な玄関にするためには、現在抱えている悩みは何か、どのように解消するのが最適かをリフォーム会社とよく相談し施工するとよいでしょう。
リフォーム内容によって費用も変わってくるので、予算を含めてしっかりと相談をすることが成功のポイントです。

リフォームでお悩みの方は、O.Aエンタープライズにご相談下さい。

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